今回は体験型謎解きミステリー小説『リアル脱出ゲームノベル Four Eyes〜姿なき暗殺者からの脱出〜』を紹介します。
リアル脱出ゲームノベル Four Eyes〜姿なき暗殺者からの脱出〜
殺害後に左眼をえぐり取って集める連続猟奇殺人鬼、コレクター。過去の因縁からコレクター事件の捜査依頼を受けた、元ヤクザの探偵。癖のある関係者と奇妙な暗号に翻弄されながらも、探偵は徐々にコレクターの正体に迫っていく。幾重にも重なる謎。張り巡らされた罠。その先にある衝撃の真実を、あなたは見抜けるか……⁉︎
『リアル脱出ゲームノベル Four Eyes〜姿なき暗殺者からの脱出〜 帯より』
上記に書いてある帯を読んで、正直、殺人鬼が怖すぎて買うか躊躇しました。笑
でも結末を知らないと色々と想像してしまってもっと怖いので、挑戦することにしました。
本書の楽しみ方
『リアル脱出ゲームノベル Four Eyes〜姿なき暗殺者からの脱出〜 帯より』
①各章の物語を読み込む
②隠された真相に気づく
③章末の「謎」を解き、設問に答える
④物語がひっくり返る!
本の帯にも書いてあるこちらの本書の楽しみ方ですが、正直読む前はよくわからなかったです。
それでも読了でき、謎解きも出来ましたので、あまりよくわからないまま読み進めて大丈夫です。
読んだ人が後からこの楽しみ方を作った感じになっており、まだ読んでいない人は難しいことを考えずに小説を読むのと同じように物語を楽しんで、謎が出てきたら謎の答えを考えるだけでOKです。
出版日:2021年10月27日
ページ数:400ページ
私は2023年12月に購入し、1ヶ月保管後、5時間かけて読了しました。
400ページあるので、ネットで購入し、届いたこの本を見た時は少し気が引けてしまい、なかなか読めずにいました。1ヶ月ほど放置してしまいました。
足を痛めて動けなくなって時間ができたこともあって、ようやくこの本を読み始め、一度読み始めたら止まらずに最後まで没頭してストーリーに入り込んでいました。
ストーリーの途中に謎があるのですが、正直、謎を解くよりもストーリーの続きが気になってしまいました。でも、そのおかげで謎解きのところまでいってもそこで本を閉じずにそのまま謎を解いてすぐストーリーの世界へ戻れました。
個人的には没頭する時間が一番幸せな時間なので、謎解きにもストーリーの世界にも入り込めてとても幸せな時間でした。
最後まで読んだ後は謎解きなしでもう一度最初から最後まで読みました。
小説だけでも十分面白かったです。
最後に
今回は『Four Eyes 姿なき暗殺者からの脱出』で遊びました。
付録やギミックのようなものはないので、メルカリで中古のものを購入してもそのまますぐに遊ぶことができます。
答えがわからない場合はそのまま続きを読むと解答が書かれていますので、答えがわからなくて物語を読むのを諦めなくちゃいけないといったことはありませんので、ご安心ください。
ぜひ遊んでみてください!